林塾式 勉強のモチベーションを高める方法
皆さん、こんにちは。
林塾 塾長の辻と申します。
4月も下旬に差し掛かり、学校の授業も本格的に始まってきたと思います。
早速ですが、1つ質問があります。
“勉強のモチベーションはどうですか??”
まだ新学期が始まったばかりなので、比較的勉強のモチベーションを高いと思います。
今学期、今学年は勉強やってやる!とモチベーション高く勉強に取り組む事は素晴らしいことです。
しかし、現実多くの生徒はこのモチベーションを保つことができません。いつの間にかこの新鮮な気持ちが薄れてていて、また勉強がただのやりたくない作業になってしまいます。
では、なぜこうなってしまうのでしょうか。1年通して勉強のモチベーションを保って勉強に取り組んでいる生徒とモチベーションが湧いてきたと思ったらすぐにやる気を失っている生徒何が違うのでしょうか。
今回のブログでは、この違いを深掘りし、具体的な勉強のモチベーションの高め方をご紹介します。
1. なぜ勉強のモチベーションは続かないのか
まず初めに、なぜ多くの生徒にとって、勉強のモチベーションを維持する事は難しいのかについてお話します。
前回の定期テストはやる気あったけど、なぜか今回のテスト勉強はやる気が出ない、、、
新学期の始まりは授業に集中できるけど、いつの間にかサボるようになっている、、、
皆さん、このような経験はありませんか??
きっと多くのが心当たりあると思います。私も学生時代そうでした。
しかし、一方で毎回のテスト勉強をしっかり取り組み、日頃の授業にも集中している。
皆さんの周りにこのような生徒はいませんか??
私も学生のときは常に集中できていてモチベーション高く勉強している生徒を見て、どうしてあんなに勉強できるのだろうと疑問に思っていました。しかも、そういった生徒こそ勉強を辛いものとして取り組んでいる様子がないのです。
この違いは何なのか?
林塾の結論は、
『これらの生徒が持っているモチベーションの種類が違う』です。
どういうことでしょうか?次の項目で見ていきましょう。
2. モチベーションは2種類ある
モチベーションの種類が違うとはどういうことでしょうか。
実は、モチベーションには2つの種類があります。
外発的モチベーションと内発的モチベーションの2種類です。
外発的モチベーションは、努力の先に報酬や結果を頼りに高まるモチベーションのことです。
例えば、
テストで80点を取る。
通知表の成績が上がったらお小遣いをもらえる。
友達から褒めてもらえる。
受験があるから勉強する。
このように勉強の先にあることから湧いてくるモチベーションのことを外発的モチベーションと言います。
一方で、内発的モチベーションは今行っていることをすること自体がモチベーションに繋がります。
楽しいからそれをする。
やりたいからそれをする。
これが内発的モチベーションです。これを聞いてもしかしたらこう思う方もいらっしゃるかもしれません。
勉強を楽しむのは無理。そんなの一部の限られた人だけ。
確かに、もともと勉強が好きで楽しんで取り組んでいる生徒もいるかもしれません。
しかし、初めは勉強が嫌いだったけど、いつの間にか好きになってた、得意になってた生徒を聞いたことがありませんか?
これはその生徒が勉強に内発的モチベーションを取り入れたためです。(本人は気づいていないかもしれないですが)
では、どのようにしてこの内発的モチベーションを勉強に取り入れることができるのでしょうか。
3. 内発的モチベーションを勉強に取り入れる
ここからは具体的にどのように内発的モチベーションを勉強に取り入れることができるかお話しします。
結論、『あ、またできた』という小さな成功体験を積み上げることです。
どういうことか詳しく説明します。
私は、どの科目を好きになるかは人それぞれだと思っています。英語が好きになる人もいれば、数学の方が好きという人もいます。
特定の科目を好きになることは一定の人には不可能だと思いますが、勉強するという行為を好きになることは可能です。
そのために、『あ、またできた』という感覚。小さな成功体験を積み上げることが非常に重要です。
またできた!という感覚は嬉しく、脳はまた同じ感覚を味わいたいと思います。そのため、もっとできるようになりたいと自分から思い始めるのです。
勉強ができないのにも関わらず、勉強することが好きという人はいません。
走るのが苦手なのに走るのが好きという人といないでしょう。
勉強、走る、トレーニング、趣味でもそれ自体が好きというよりは、できたという成功体験や少しずつできるようになり、成長している感覚にハマってやめられなくなっているのです。
4. 勉強で『できた!』という小さな成功体験を積み重ねる方法
結論、『ゆっくり丁寧に』を原則に勉強に取り組むことと、高頻度で狭い範囲を復習することです。
林塾の勉強の大原則でもあります。
まず、少しでもいい勉強した範囲を理解して問題に正解する。これができた!という感覚に繋がります。そのためにはこれでもかというくらいゆっくり丁寧に勉強します。そして、そのできたことを高頻度で復習する。週1ではなく週4以上を目標に復習に取り組んでもらう。一日10分ならできますよね?
この感覚が積み重なり、大きな内発的モチベーションに育っていきます。
5. まとめ
今回は林式勉強のやる気の高め方をご紹介しました。
成績をあげるには、長期的な学力を向上させるには、まず勉強に対する正しいモチベーションを身につけてもらうことが非常に重要です。
林塾の授業では、『またできた!』という小さな成功を体験できる工夫がたくさんされており、生徒たちの主体性を育みます。
是非一度、無料体験授業でこの小さな成功を体験してみましょう。
長文お読みいただきありがとうございました。
林塾 校舎長 辻