林塾式効果的な復習法3選
皆さん、こんにちは。
林塾校舎長の辻と申します。
4月も中旬に差し掛かって、新しい学年が始まりましたね。皆さん、新しい1年のスタートを迎え、目標を考えている方が多いと思います。
学年初めの中間テストで〇〇点以上取りたい。毎日自習を30分以上は確保するなど、生徒によって目標は変わるものです。
しかし、勉強の目標がなんであれ、大切なことは共通しています。
結論、それは『復習上手になることです』。
どんなに集中して授業を受けたり、自習に取り組んだとしても、効果的な復習を行わないとせっかく学習した範囲も忘れてしまうのです。
僕の感覚では、効果的な復習を行わないと1週間後には50%以上忘れてしまいます。これではいくら頑張ったとしても効率が悪すぎます。
そこで今回の記事では、林塾式効果的な復習法を3つご紹介します。林塾が授業内でも行っている復習テクニックなどご紹介しているので、ぜひ最後までご覧下さい。
1. 林塾が考える復習の大切さ
まず初めに、林塾はなぜ復習を重要視して授業に取り組むのかお話していきます。
結論、復習はとても大切なことだけど、とてもつまらないからです。それゆえ、十分に復習できている生徒がほとんどいないのです。
考えてみれば当たり前です。復習とは一度学んだことをもう一度繰り返すことです。工夫をしていなければ、刺激は少なく、単なるつまらない作業になりがちです。
このようなマインドで復習に取り組んだとしても効果的ではないですし、何より勉強に取り掛かるのが億劫になるでしょう。
しかし、復習はとても大切なのです。僕は、勉強時間の半分以上の時間を復習に充てるべきだと考えています。そのため、林塾では毎週小テストを行ったり、いきなり生徒に前の範囲の質問をしたりと徹底的に復習にこだわります。
林塾の授業を通して、復習の大切さを学び、僕は生徒たちに『復習上手』になってほしいのです。
もし復習上手になることができれば自宅学習や学校の授業の理解度が改善され、根本的な勉強力、したがって成績を上げることができます。
では、復習上手になるためのテクニックを次からの項目でご紹介していきます。是非参考にして、復習上手になることを目指して下さい。
2. 林塾式復習テクニック①復習はとにかく高頻度で
ここからは林塾が行う具体的な復習の方法をお話していきます。
まず一つ目の復習テクニックは、『復習はとにかく高頻度で行う』ことです。
皆さん、復習は具体的にどのように行っていますか?テスト前にしている方や気づいた時にやるようにしている方など様々なだと思います。
ただ、林塾が行っていて、多くの生徒にかなりの効果が出ている復習法が高頻度での復習です。具体的には、週に3〜5回同じ範囲(特に自分が間違えた問題など)を復習するのです。
もう覚えたからいいやというのは過信であることがほとんどです。もうこれ以上はいいでしょというくらい同じ範囲を徹底的に高頻度で復習する。これを繰り返すとその内容が長期記憶に残る可能性がぐっとアップし、理解や暗記が曖昧のままという中途半端さを防ぐことができます。
林塾では、生徒に復習の大切さを分かってもらうため、重要で間違いやすい範囲はこれでもかというくらい何度も説明します。
例えば、中学1年生の英語でしたら、aとanの使い分け、be動詞と一般動詞の違い、否定文にするときの注意点は、ほぼ毎回の授業で説明します。生徒ももうそんなの分かってるよという顔をすることがありますが、それくらい徹底的に復習することが大切なのです。
3. 林塾式復習テクニック②復習用のノートを自分で作る
2つ目の復習テクニックは自分専用の復習ノートを作るです。特にこれは英語の復習にもってこいの方法です。
一番復習する必要のあることは、自分が間違えた問題や理解が浅いところです。そこを自分の復習専用ノートにまとめて、復習の優先順位が高い内容だけが網羅されているノートを作ってしまうのです。
こうすることによって、ノート1冊で復習することができ、より高頻度の復習がやりやすくなります。ノート1冊であれば、電車やバスの中、寝る前の5分など、机に向かわずに復習することができます。
4. 林塾式復習テクニック③人に説明してみる
林塾式復習テクニック3つ目は、『学んだことを人に説明してみる』です。
学んだことを人に説明したり、教えたりすることって思ったより難しいものです。学んだことを頭の中で整理して自分の言葉で説明する。これは高いレベルの理解を要すると同時に自分の言葉で説明する思考力を要します。
逆にいうと、人に教えることができるレベルで理解できれば、簡単には忘れません。人の説明を聞くより、自分で説明した方が効果的なのです。
林塾では、授業後半は積極的に生徒に話してもらいます。授業で学んだこと、正解した問題になぜ正解できたのか、間違えた問題をどうして間違えたのか。自分の口で伝えてもらうということを積極的にしてもらいます。
これによって、ハイレベルな復習の効果が得れると同時に、後で自分が説明するんだという授業に取り組む姿勢が変わります。
是非、今日から学んだことを人に説明してみるということにチャレンジしてみて下さい。
5. まとめ
今回の記事では、林塾式復習テクニックを3つご紹介しました。どれも今すぐ実践できる具体的な方法なので、是非これからの勉強に役立ててみて下さい。
今回ご紹介した復習テクニックは林塾の実際の授業でも積極的に取り入れているテクニックです。
林塾の授業では、いい意味でこれらのテクニックを使わざるを得ません。これから復習上手になるために、一度体験授業を受けてみたいという方は、是非お問い合わせ下さい。
長文最後までお読みいただきありがとうございました。
林塾 校舎長 辻